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Jun 16, 2011
器用貧乏
殆どの人が3種類くらいの仕事をもっている。そうじゃないと生計がたてられないからだ。 よく『ボート修理』と一緒に『卵も売ってます、新鮮!』みたいな看板を見かける。 友だちのクリスは大工さんを兼ねながら、クリスマスツリーを育て(5,6年で商品となる)、その上、地主でもあり、幾人...
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Jun 16, 2011
トースターも2年で壊れる
原発危機はとうとう最悪のレベル7までになってしまった。 もともとこうなる予感はしてたが。 今回の場合は災害のせいであって人間が悪いだけじゃない、という意見もあるだろうが、本当にそうなのだろうか? もちろん、震度9、津波15メートルの災害予測はこわくてだれも想像にも及ばなかっ...
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Jun 16, 2011
スローライフ
ここアメリカ、メインではいやがおうにもスローライフを強いられている。 仕事をするにも暖房設備がないとそこから準備しないとならない。4月とはいえ、土も凍ってしまうほど仕事場は寒い。 土や釉原料をオーダーするにもすぐに手配してくれないのがアメリカ。 仕事が一向に進まない。...
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Jun 16, 2011
自然の営み
日本ではサクラがあちこちに咲いているという。 大震災で被害者が今もなお苦しんでいる中、お祭り事ではない、自粛するべきだ、というスタンスと、津波もサクラも同じ自然、人間が自然界の中で生きていることを改めて認識したい、という意見と分かれているらしい。...
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Jun 16, 2011
たまには息抜き
『ヤクザかな〜?』といってPがニタニタしながら焼魚を焼いている。 オヤジギャグ好きなのだ。けれど自分も『うこん』を『うんこ』とわざと間違えてよろこんでしまう小学生のようにギャグレベルはかなり幼稚なのでちょうどよい相手だ。Pが日本に来て3年経つが日本語にまだフラストレーション...
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Jun 16, 2011
ノロなわたし
その攻撃は夜中の2時からはじまった。 前の晩、母のうちでごはんを食べ、いつものように苦しいくらいに満腹状態で家路につき、まるでフォアグラにされるガチョウのような気分で床についたのだがなかなか満腹感が収まらない。おまけに吐き気まで催し、ずっとがまんして気分をおさめようとしたが...
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Jun 16, 2011
春一番
春はなんてったってフキノトウ。 春一番に彼らは固くてつめたい土の間から芽を出してくる。 冬の間の苦い経験を全身に受けて出て来た薄緑色の柔らかさにはおもわず、おお、ようこそ春!とおもってしまう。 『ふふふ』と心温まる感情からフキノトウを発見するとだんだん『ひひひ』に近い感情に...
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Jun 16, 2011
淑女への道
昨年、友人に誘われてお家元のお茶会に行ったことが引き金となったのだが、 この歳になってお茶をちゃんと勉強してみようかなと思い始めた。 ゴルフよりも先にお茶を始めた自分を少し誇らしげにおもう。 それまで自分は『茶道』に全く興味が無かったわけではない。...
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Jun 16, 2011
メタボ、一直線
『今日は天気がいいから外に干そうね。』 『どれくらい乾いた?もう大丈夫かな?』 洗濯物のことではありません。 白菜のことを言っているのです。 野菜でもなんでも干すと甘くなるのはフシギ。 お天道様の力は偉大です。 私はおつけものが大好きですが、お店で買った事はありません。...
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Jun 16, 2011
ちいさな心の居場所
自分でまだちゃんとした稼ぎがあったわけでもないし、コレクションだなんて!と思うのも無理もない20代の頃。でもその問いにしばし考えさせられたとおもう。 自分にとって大切な『もの』とは何か? それは自分自身を知ることにも繋がるのかもしれないとおもった。...
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Jun 16, 2011
カルチャーおばさんにつれられて
人形に負けたとおもった。 なんという色っぽさ! 人形なのにこんな演技をしてもいいのか? 文楽のことである。 先日知り合いに誘われて生まれてはじめて文楽を観に行った。 自分はセクシーさを武器に生きている女ではないことはどっからみても一目瞭然だし、別に人形と張り合っても意味もな...
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Jun 16, 2011
二日酔い
福岡天神の横断歩道では『青信号だよ、渡ってOK!』の曲にもなっているが、 実はこれが、自分の人生の主題歌になりつつある。 『行きはよいよい、帰りは怖い〜』という歌詞は二日酔いの私をあざけ笑っているかのよう。 バカバカバカ〜私のばかたれ〜!なんであんなに調子に乗って呑んだんだ...
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Jun 16, 2011
美しいもの
いつも見る風景なのだが、いつ見ても感動する風景がある。 唐津の家路の登り際に見える、曲線美に満ちた丘。 ススキが野原一面にゆらめいている。 谷間には黄色く色づいた田んぼが段々と連なる。 多くの人にはどうってことない風景かもしれないが、私はこの風景をみると母の懐にはいったよう...
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Jun 16, 2011
ぐい呑
唐津も寒くなって来た。空気も湿っぽい。日本酒がうまいと感じる季節だ。 日本酒を楽しむ時の醍醐味はまずは酒器を選ぶことから。ぐい呑を選ぶ時ほど、『ああ、今日の自分ってこんな風に感じてたんだ』と気付かされる事はない。 うちはやきもの屋、しかも家族全員酒飲み、そして呑み友もよく集...
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Jun 16, 2011
嗅覚
長いアメリカ生活から唐津の実家に戻ってきて真っ先に気付いたことは家の臭い。 昆布と醤油と酒と木の臭いが混ぜ合わさった甘いような酸っぱいような臭い。 長年記憶の隅っこに潜んでいた嗅覚が一瞬に鮮やかに甦った。 他人の家へ行くとまた違ったその家特有の臭いがある。...
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Jun 16, 2011
立つ鳥後を濁さず
数週間前は黄金に輝いていた葉っぱも枯れ落ち、 木々の間からこもれる夕日が眩しい。 山々は淡い陰のような色に変色している。 枝だけになった木々が醸し出す灰色とも薄紫とも言えぬ色は メランコリーに漂う。 もうじき雪が降る。 もうこの場所を発たなければならない。...
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Jun 16, 2011
お酒の魔力
いかつい顔をしているかもしれないが、家族の中では一番お酒が弱い人間なのだ。自分の家族のお酒の消費量が一般の日本人と比較してノーマルなのかは疑問だが。 一番お酒に強いはずの兄貴が最近すぐ酔いつぶれているのをみて『つまらん』と思ってしまう私はちょっとは成長したのだろうか。...
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Jun 16, 2011
センチメンタルジャーニー
秋のニューイングランドのドライブにはコルトレーンが似合う、と自分は思っている。 紅葉とコルトレーン、といえばまるで観光局のポスターみたいでちょっぴりやりすぎかな?と恥ずかしくなるようでもあるが、ありふれた決まり文句のようなことも言わずにはおれないのと似ている。使い古されたク...
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Jun 16, 2011
花
『花の色は うつりにけりな いたづら』と小野小町が嘆いたように花の命は短い。 たしかに、花の旬は花開く直前の蕾である時であって、一旦開いてしまうと、もう花としての命が後先ないように感じられる。 自分の若さと美貌にすこぶる自信があって幾人もの男性をたぶらかしたであろうこの人だ...
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Jun 16, 2011
腐っても鯛
『らしくない』物を買ってしまった。 メルセデスベンツである。 といっても、1983年のディーゼルの中古で、すごく安くで手に入った。 自分は車とかには興味がない人間だとおもっていたが、実はミーハーなものを好むタイプだったのだと、新たな自己発見だった。...
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